まるゼミレポート
気仙沼YEG地域教育事業2021レポート
地元企業×中学校×NPOの取り組み4年目へ
気仙沼商工会議所青年部(YEG)とのコラボ事業も、いよいよ今年で4年目を迎えました。地元企業の若手経営者らが中学校を訪れて直接生徒たちに「はたらきがい」を伝える出前授業を行います。
昨年度に続き、出前授業と職業体験(の一部)をセットでYEGが引き受けるという、新しい受け入れの形が定着してきました。
今年度は現在3校からYEGに出前授業・職業体験の受け入れの依頼があり、うち2校で出前授業が終了しています。
実施校・生徒数・社数
4/14 面瀬中学校:53名 7社
7/12 新月中学校:45名 7社
9月 松岩中学校(予定)
YEG地域教育事業の意義や過去の取り組みはこちら
2019レポート↓
2020レポート↓
今回は既に出前授業が実施された面瀬中学校と新月中学校の様子を公開します。
当日の取り組み様子・面瀬中学校
面瀬中学校では、新学期早々出前授業が行われました。
●インドネシア料理店について
気仙沼とインドネシアの関わりから丁寧に話してくれました。
●お寿司屋さん
SNSで学ぶ・発信するという時代に沿った働き方を教えてくれました。
●新聞屋さん
実際に新聞を持参して様々な広告を見せてくれました。
5月に職場体験も終了し、まるオフィスでは4名の生徒の受け入れを行いました。
職場体験中に中学生が企画した内容はこちらをご覧ください。
当日の取り組み様子・新月中学校
新月中学校では、7月に出前授業が行われました。
職場体験は10月に予定されています。
●建設業について
当たり前に感じているものも、誰かの働きで成り立っています。
●製造・販売業について
普段食べているアレも、ここで作られていたのか!と発見があったようです。
●まるオフィス
まるオフィスも一事業者として参加しました。
生徒からもたくさん質問が上がり、とても盛り上がりました!
講話をいただいた後は、少人数のグループに分かれて感想をまとめます。
生徒からは、「話を聞いて、目標を立てること・やりがいを持つことが大切だと思いました」と感想をいただきました。
地元の企業にどんな仕事があるのか、どんな想いで働いているのか。
それらを学生時代に知る経験は、多くはありません。
今回の授業を通して、新しい視点や魅力を発見することができたのではないでしょうか。
これからどんな道に進むことになっても、働くことにワクワクしてもらえたら嬉しいです。
(文・あみ)