まるゼミとは

about

地元のくらしがい、はたらきがいを、
いきぬく力に。

体験型地域塾「じもとまるまるゼミ」(通称まるゼミ)は、気仙沼の地元漁師はじめいろんな大人が先生になって、地元の中高生が地元のくらしや仕事を半日間体験できる地域塾です。
漁業はじめ様々な業を「学科」として用意することで、地域がまるごと学びの場になります。

まるゼミの背景

気仙沼が直面する課題

「30年後、このまちで魚獲るヤツはいねくなるぞ」
それは地元の漁師とのふとした会話から出た一言でした。

気仙沼市唐桑地域(旧唐桑町)−−−
「少子化」「地域教育の衰退」「Uターン率の低迷」その負のスパイラルが、ゆっくりと、しかし確実に進行しています。
そしてそのスパイラル(悪循環)がこのまま進むと、唐桑に漁師が、唐桑に学校が、唐桑自体がなくなってしまう…そんな危機感が出発点でした。
 

辺境部でこれから激化する少子化

少子化という言葉はすでに「耳にタコ」でしょうが、これから10年かけて地方で激化する現象です。
例えば6,500人の唐桑地域では、小学3年生が3校併せても16名しかいません(17年現在)。若年層の人口はこれから「直下」するという実感が地方にはあります。

地域教育の衰退

少子化が進むと、地域内の子ども対象の行事/事業も減少していきます。
地区のおじいちゃんが企画していたキッズクラブも閉鎖、地区のこども会も統廃合が進んでいます。学校以外で地元に触れる機会が減っていきます。
一方、大人にとっては「子どもは地域全体で育てるもの」という感覚が薄れ、学校など公的機関に教育機能を依存する傾向を生みます。

Uターン率の低迷

地元に対するわくわく感が育たないと「仕事がない」「刺激がない」という複合的な理由(思い込みだったりすることも…)でUターン率は低迷し、それは人口減少の悪循環を生みます。
親世代が子どもに地元でくらすことを勧めないこともUターン率低迷に拍車をかけます。

社会全体の課題

今の中高生の世代はこれから社会に出て、近い将来大きな変化にさらされます。人工知能(AI)革命により半数の職は失われ、超高齢社会により国家の財政は破綻し、首都をはじめ多くの地域が巨大災害により壊滅的な被害を受けるリスクが高まっています。 そんな社会の中でもしっかりいきぬいていく力が今若者には問われてるのではないでしょうか。

一方、日本社会は先進諸国の中でも中高生の「自己有用感」「自己肯定感」が低いと言われています。

学びのテーマ

「地元のくらしがい・はたらきがい」

まるゼミが、地元の次世代を担う中高生とつくっていく学びのテーマは「地元のくらしがい・はたらきがい」です。
五感を使った体験型プログラムを通じて、地元でくらすとは?誰のためにはたらくのか?を暴いて伝えることで、中高生が地元を再発見するきっかけ=感動を生みます。

ときに「地元を発信する!」というミッションのもと、プログラムで体験したことを自分たちなりに自由に表現してもらいます。

ときに地域外の大人の力も借りて、それを評価してもらいます。
地元での「達成感/成功体験」、地元への「貢献感」が学びを深化します。

まるゼミのねらい

「いきぬく力」を!

まるゼミを通して「くらしがい・はたらきがい」を実感することで、中高生が「いきぬく力」を育んでいきます。「いきぬく力」とは、「生き抜く力」つまり力強いバイタリティと、“いなか”ならではの「息を抜く力」の両方を指します。

中高生に将来のUターンを押し付けることが目的ではありません。
中高生の将来を地元にしばることが目的ではありません。「地元にUターンして挑戦するっていう将来も魅力的かも…!」と思えることは、中高生にとって選択肢を広げることにつながります。まるゼミは、地域ぐるみで次の世代を育て、子どもたちも地域も両方豊かになることを目指しています。(なので、力を併せて育ち合う「協育」なんです。)

まるゼミ1分MOVIE

主催

一般社団法人まるオフィス(担当:加藤拓馬)
maru-office.com

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