まるゼミレポート
「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2019」スタートアップ合宿2日目レポート
「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」スタートアップ合宿2日目の様子をご紹介~!
2日目は、本格的にマイプロジェクト(以下、マイプロ)づくりがスタート。
今年は、Penseaさんに構成づくりから進行までご協力いただきました!
スケジュール
- 07:00 朝食
- 07:40 宿(プチろく)出発
- 08:00 座禅
- 09:00 チェックイン
- 09:15 地域の大人のお話
- 10:00 マイプロづくり①
- 12:00 昼食
- 13:00 マイプロ先輩のお話
- 13:30 マイプロづくり②
- 19:00 夕食
- 20:30 マイプロづくり③→就寝
座禅
2日目のはじまりは、座禅から。
気仙沼市内にある、清涼院さんにご協力いただきました。
夏の風や、虫の音を聞きながら、息を吸ってー、吐いて。
そんな時に、自分の率直な気持ちと向き合えたり、ふっとやりたいことが浮かんだりします。
「肩を叩かれたい!」と頼むスタッフたち。笑
20分ほど座禅をした後、清涼院の三浦 正道さんから少しお話をいただきました。
ここ数年、外国から観光客が訪れる機会が増え、お寺の説明や座禅体験を行うなどいろんな挑戦をしているそうで、
「私も毎日がマイプロです。」
という素敵な言葉を聞くことができました。
高校生たちは、地域の大人のかっこいい背中を見せてもらうこと出来ました。
地域の大人の話
デザイン事務所Pensea代表、鈴木歩さんのお話。
地元出身者である歩さんに、学生時代の話や、UターンをしてPenseaを立ち上げた経緯などを振り返りながらお話していただきました。
歩さんの、“好きをたくさん見つけて欲しい”というメッセージが印象的で、
同じ地元出身者であり、デザインの世界で活躍している歩さんの姿に高校生たちは刺激を受けました。
マイプロづくり① 興味関心だしワーク・課題だしワーク
まず、自分はどんなことに興味や関心があるのかを考え、
次に、課題に感じていることについて、自分自身に関することから地域課題まで(果ては国際問題まで)挙げ、
それを高校生とスタッフで共有し、対話をすることでより深く掘り下げました。
この作業、かなり頭を使いますが、ここからマイプロの種が生まれていきます…!
先輩マイプロ生のお話
昼食を済ませた後は、2年前に気仙沼でマイプロに取り組んだ大学生、佐々木 梨花ちゃんからお話をしてもらいました。
実際にマイプロを経験した同郷の先輩から話を聞くのが、一番身近でイメージしやすい。
梨花ちゃんから、工夫したことや、失敗談、大学生になってから活きている当時の経験などを聞き、
高校生たちは、真剣に耳を傾けていました。
マイプロづくり② アイデアづくりワーク
これから、午前中のワークを5W1Hに落とし込み、想いを形にしていきます。
ここからは、特に高校生一人ひとりのペースを大切にし、
必要があればスタッフが寄り添い、対話を通して思考の整理をしたり、一緒にアイデアを広げたりします。
マイプロバスで帰ってきた、大学生が到着!
ワーク中、登場したのがマイプロバスで帰ってきた大学生たち。
マイプロバスとは?
上京した気仙沼出身の大学生向けに、東京→気仙沼間無料バスを手配し、おトクに帰省してもらう代わりに、高校生のマイプロブラッシュアップ会に参加してもらうという企画。気仙沼Uターンマイプロバス。
ここからは、大学生にもワークに参加してもらい、ブラッシュアップを進めていきます。
自分の“やってみたい”を形にする高校生たちを目の当たりにした大学生は、
「自分が高校生の頃は、こんなこと考えてもいなかった。」と驚きながらも、
自分の専門分野の観点などからアドバイスをするなどして高校生を応援しました。
高校生たちは、いろんな人たちに話して、意見をもらうことで、
自分の“やってみたい”が形になって来ているようでした。
マイプロづくり③ ブラッシュアップ・発表練習
夕飯を食べた後は、引き続きスタッフや大学生に話を聞いてもらってマイプロを磨き、
翌日のプチ報告会に向けた発表準備。
これにて、怒涛の2日目は終了。
明日は、どんな報告会になるでしょうか?
3日目の様子はこちら。ぜひ、続きもご覧ください~!
(しおり)
「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」スタートアップ合宿概要
日 時:8月8日(木)~10日(土)
参加者:高校生 12名
(気仙沼高校・本吉響高校・気仙沼向洋高校)
主 催:気仙沼市(企画・運営:一般社団法人まるオフィス)
共 催:気仙沼市教育委員会
協 力:気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード実行委員会