まるゼミレポート
唐桑中学校まちづくり学習会(後編)〜2018ダイジェスト⑧
文化祭に向けて大詰め!「宮城オルレ」OPENイベントへ
唐桑公民館とまるオフィスがサポートする唐桑中学校のまちづくり学習会(総合的な学習の時間)。
3年生 海のまち唐桑(41名)
文化祭での発表に向けて、3年生の活動が大詰めを迎えます。テーマごとに分かれて地域課題解決に取り組む3年生ですが、「観光」チームと「コミュニティ」チームが地元の観光イベントに合わせて地域のPRへと繰り出しました。
トレッキングコース「宮城オルレ」開通(県内2ヶ所のうち1ヶ所が唐桑コース。本州では初。)に合わせ、スタート/フィニッシュ地点に立てる看板の制作依頼を観光協会から受け、3年生が制作、設置しました。(写真上:10月4日報道陣に囲まれ看板を設置する生徒たち。)
また、10月7日のオープニングイベントでは、地元の伝統工芸「はじき猿」を海外からのお客さん向けに販売、唐桑の観光や伝統芸能を盛り上げるべく中学生が一役買いました。海外からの観光客との交流を通して、また地元の大人(観光協会)からの依頼に応えることができて、確かな手応えを感じたチームメンバーたちでした。
また、「漁業」チームは漁師を紹介する冊子を完成させます。今年は漁業に携わる女性を取り上げました。こうして、いよいよ文化祭を迎えます。
半年間の成果を発表
10月21日、文化祭にて1〜3年生が半年間のまちづくり学習会の成果を発表。3年生は、伝統芸能の披露や動画の上映、りんごジャムの試食など工夫に富んだプレゼンで、保護者らに想いを伝えました。
11月16日には「海洋教育こどもサミット」(@鹿折小)にて、3年生が再度教育関係者向けに成果発表。机上ではなく地域に飛び込んで得た学びを共有しました。また、当サミット全参加者向けの事例発表として唐桑中学校の先生が登壇、公民館やまるオフィスと協働した事例を、東京大学、日本財団、岩手県洋野町など海洋教育関係者にPRしていただきました。
番外編!地域の大人を集めて「ミライブラリー」実施
まちづくり学習会の番外編として「ミライブラリー」を開催(2月26日)。
レポート記事はこちら→
「唐桑中学校『ミライブラリー』開催しました」