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まるゼミ誕生まで⑤~少しずつ、少しずつ~

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じもとまるまるゼミのリリース前後1年分くらいを
加藤拓馬が一気に振り返るコラム・シリーズ「まるゼミ誕生まで」


前回のあらすじ
いくらのジョブズになりたい。


まるゼミは農家体験から始まった。
4月下旬、念願だった市教育委員会の名義後援が決まる。
これで、唐桑中学校にチラシ配布のお願いに行ける。

5月30日、漁師体験にも後援の決裁が下りた。この1年、「すなどり先生」を始めてからの悲願だった。

まちも、私自身も、まだ盛屋さんの海難事故の深い悲しみの中にあった。
そんな中「漁師体験」の募集をかけることは不安しかなかったが、6月25日牡蠣養殖漁師体験「やっくんゼミ」を実施。

中学校にチラシを配布できるおかげで、少しずつ「公」性が増していく。
相変わらず集客には苦戦するが、少しずつリピーターが生まれる。
中学校を卒業して高校生になった子たちも参加してくれるのが嬉しい。
 
 

 
 
少しずつ、少しずつ。スクラップ&ビルド。

まるゼミを進める一方、
5月、6月は、民宿つなかん再開のお手伝い、唐桑中学校の総合学習のお手伝い(主に1、3年生)がはじまる。
協働教育のプラットフォーム構想も練らねば。まちづくり協議会はどうする?
 
 
7月、あっという間にパンクした。
 
 
まるゼミって、地域協育って、何目指してるんだっけ?
いよいよ棚上げしてた議論を下ろしてくるときだ。

経営未来塾では「志」が向く方向性をしっかり見据えることができた。
でも、それを団体のMISSIONという形で事業に落とし切れていない。

すると芋づる式に、移住センター、担い手育成事業…と他の事業のアラも出てきた。
「まるゼミだけ方向性が見えていない」なんてあり得ない話で、すべて地面の下で、つるで、つながっている。
そもそも、まるオフィスは何をしたいの? 
 
春の勢いは失速し、また瞑想(迷走)モードに入った。
 
 
設立メンバーのしゅんくん、こうや、えまを召集して、集中的に議論する。実に7月~9月まで、数時間×13回(最長7時間/回)に及ぶもんもん会議は、地獄だった。
 
 
そしてそこで出た答えはシンプルだった。
 
 
Uターンしなくてもいいよね
気仙沼の内にいるか、外にいるかはさほど重要じゃない。

気仙沼の活動人口を増やそう
気仙沼のためにアクションを起こす人が全国で増えることが大事。
んー、つまりカネか時間をまちのために費やしてくれる人の数。

そうすることで、まちが持続可能になった…!というモデル事例をつくれるといいねぇ。

自然と議論は、新規事業の話にまで及んだ。
気づけば、秋だった。
 
 

 
 
少しずつ、少しずつ。スクラップ&ビルド。

4月。
りんご農家体験(戸羽貫ゼミ)

5月。
野菜農家体験(田端ゼミ)①

野菜農家体験(田端ゼミ)②

6月。
お米農家体験(戸羽毛ゼミ)

牡蠣養殖漁師体験(やっくんゼミ)

7月。
ホタテ養殖漁師体験(こはまゼミ)

まちづくり体験(からくわ丸ゼミ)

8月。
アナゴ漁師体験(武丸ゼミ)

浜のまちがっこう(まち協とのコラボゼミ)

10月。
イワシ定置網見学(松島網&みきおゼミ)

(※レポート一覧はこちら

経営未来塾で構想…もとい妄想した、社会人によるワークキャンプ(5月)や、地元企業とのコラボ企画(8月)をなんとか実現させる。
まるゼミの目指す方向が整理されてきたので、いよいよマンスリーサポーター(毎月定額寄付)募集の準備にも踏み切った。(10月リリース)
地元企業の広告募集をつけたまるゼミレポートも完成した。4半期ごとに発行すると決めた。

コラム_05_レポート

「お金を集めよう」「そうすることでサービスを高めよう」という今の社会の当たり前の摂理がようやく「腹落ち」してきた私である。

「おカネくださいは悪ちゃうで」と言われてから1年弱。
ここ1年半、経営未来塾やETIC.の事業を通して様々な人に言われてきて、ようやく。
人は頭で分かっていても、腹に落ちるまで1年はかかるらしい。(行動につながるまで何年かかるねん)
法人設立から2年半。
今さら何を言ってんだか…という話だが、手遅れになる前でよかった。
この1年の一番大きな変化かもしれない。
 
 
少しずつ、少しずつ。崩しては積み上げて。
そして、11月2日がやってきた。

加藤拓馬ブログ「遠東記」より)

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